モハンマドハーニー「ペルセポリスFCにとってアル・ワフダ戦の敗北は良い刺激に」

2021年04月29日付 Iran 紙

 ペルセポリスFCのOBであるナーセル・モハンマドハーニー氏は、「アル・ワフダ[訳注:UAEのアブダビを本拠地とするサッカーチーム]戦における赤を纏った者たち[訳注:ペルセポリスFCの愛称]の敗北を吉兆と見なさなければならない。というのもこの敗戦が、AFCチャンピオンズリーグ[訳注:アジアサッカー連盟が主催するアジア大陸選手権大会]を戦うイランの誇り高き代表にとって良い刺激となったからだ」と述べた。

 ナーセル・モハンマドハーニー氏は木曜日に、AFCチャンピオンズリーグの予選のグループリーグで、ペルセポリスFCがUAEのアル・ワフダに負けたことに対して言及しつつ、「ペルセポリスFCはAFCチャンピオンズリーグで価値のある4勝を収めた後であまり良くない形で敗北を喫してしまい、チームの連勝が途切れてしまうことになった」と述べた。

 同氏は、「ペルセポリスFCが好スタートを切れなかったことによって、このチームのゴールが試合の早い時間帯で容易にこじ開けられてしまった。またこの失点をした際、守備ラインの間で統率を欠いていたことは完全に明らかだった」と加えた。

 ペルセポリスFCのOBは、「ペルセポリスFCの敗北を吉兆と見なさなければならない。というのも、この敗戦がAFCチャンピオンズリーグを戦うイランの誇り高き代表にとって良い刺激となったからだ」と指摘した。

 モハンマドハーニー氏は、「ペルセポリスFCのフォワードにはゴールを奪う良い機会が何度かあった。しかしながら赤を纏った者たちのアジアにおける初黒星が記録されてしまうほど、精度を欠きチャンスを逃した」と説明した。

 同氏は、「ペルセポリスFCのヤフヤー・ゴルモハンマディー監督が必ずこの敗北から教訓を得て、立ちはだかる次の試合のためにチームの課題を克服するだろう」と強調した。

 「ペルセポリスFCはAFCチャンピオンズリーグの最終節で、カタールのアル・ラーヤン[訳注:原音に近い表記では「アル・ライヤーン(アッ・ライヤーン)」。カタールのライヤーンを本拠地とするクラブチーム]に必ず黒星をつけ、首位通過したチームとしてチャンピオンズリーグの次のラウンドに出場する切符を得るだろう」と、ペルセポリスFCの元選手は最後に述べた。

 ペルセポリスFCは今日19時からグループステージの最終戦で、カタールのアル・ラーヤンとの試合に臨む。


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翻訳者:OI
記事ID:51014