バイデン大統領「我々は米最長の戦争に終止符を打った」
2021年05月02日付 Hamshahri 紙
バイデン米大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際する声明で、「このテロ組織は非常に弱体化している」と表明した。
【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ジョー・バイデン米大統領は「米最長の戦争を終わらせ、最後のアフガニスタン駐留米軍が撤退を行う中、アルカーイダは非常に弱体した」と述べた。
同大統領はテロ組織アルカーイダ指導者、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害10年の節目に際しての声明で上記のように述べてから、「アメリカは依然として全世界に蔓延るテロ組織の脅威に対して警戒し続ける」と加えた。
さらに、「アフガニスタンに起因するいかなる脅威に対しても引き続き監視と対抗を行ない、我が国と国益のためテロの脅威に全世界の同盟国及びパートナー国と連携して対抗する努力を続けていく」と述べた。
西暦2011年5月2日、米軍特殊部隊はコードネーム「ネプチューン・スピア作戦」でビン・ラーディンを殺害した。
ビン・ラーディンは、アボッターバード[訳注:パキスタン北部の都市]にある[陸軍]士官学校の近くに隠れていた。そしてそこはパキスタン当局の目と鼻の先に位置していた。
パキスタンは常に、ビン・ラーディンの潜伏場所に関するいかなる情報も有していないとし、ビン・ラーディンとその同志たちはアフガニスタン・パキスタン国境の山岳地帯のどこかに潜伏していると主張していた。
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翻訳者:YK
記事ID:51050