ゴム州の副検事は、同州のシャフラケ・ショクーヒーエ地区にあるモヴァッレダーン化学工場での火災事件に関し訴訟を提起すると発表した。
【ハムシャフリー電子版】ミーザーン通信によると、アリーアスガル・ソルターニー副検事は次のように述べた。「シャフラケ・ショクーヒーエ地区に石油化学分野で事業を行なっているモヴァレダーン化学工業という名の工場があり、今朝、施設内のタンクから火災が発生した。タンク内部にはコンデンセートが保管されており、それがタンクから漏出し、延焼の原因となった」。
ゴム州の副検事は、「消防車2台が全焼し、消防士2名が火傷を負った。また、約10台の工場従業員が所有する自家用車もこの火災によって全焼した」と指摘した。
同氏は、当初の見積もりでは被害額が800億トマーン[約20億円]を超えると発表されたとした上で、「この工場には約480人の労働者がいた。専門家による当初の見解によると、火災の原因は故意ではなかったものの、原因究明のための調査は続いている」と述べた。
同氏はさらに、検察が火災発生現場に予審判事を派遣するとともに、この火災の発生原因に関する調査を目的として必要な裁判所命令を発したと説明し、「これまでのところ、本件において喚問や逮捕は行われておらず、現在捜査中である」と述べた。
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翻訳者:HR
記事ID:51090