バイデンとナフタリ・ベネット 初の電話会談 イランが対談の軸に

2021年06月14日付 Hamshahri 紙

 ホワイトハウスは、シオニスト政権のベネット新首相とバイデン米国大統領の電話会談について発表した。

【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ナフタリ・ベネット氏がシオニスト政権の首相に選出されてから間もないが、ホワイトハウスは同氏がジョー・バイデン米国大統領と電話会談を行なったと発表した。

 ホワイトハウスの声明によると、バイデン氏はこの電話会談で、イランを含む地域の安全保障に関する問題について、ナフタリ・ベネット氏に助言すると同意した。

 この声明の続きで、バイデン氏はベネット氏に向け、アメリカ政府はイスラエル政府とともに、イスラエルとパレスチナの平和と安全を推進するために協力すると明確に強調した。

 同氏は会談の途中で、ベネット氏に対しシオニスト政権の選挙での勝利を祝うとともに、イスラエルとアメリカの同盟を保持し、イスラエルの安全を保障するという数十年来の責務を強調した。

 ベンヤミン・ネタニヤフ氏のシオニスト政権からの退陣後、アントニー・ブリンケン米国国務長官は、アメリカ政府は平和推進のためイスラエルとの協力を続けるつもりであり、[そのことは]同政権の安全確保に関する責務において揺らぐことはないだろう、と強調した。

 米国国務長官はまた、我々はイスラエルの新政権を温かく歓迎し、ナフタリ・ベネット氏とヤイール・ラピッド氏[イスラエルの次期首相]との緊密な協力を期待していると強調した。

 シオニスト政権のクネセト[イスラエルの立法府]で行われた投票で、ナフタリ・ベネット氏は信任に必要な票を勝ち取り、ネタニヤフ首相の時代は終わった。


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翻訳者:TA
記事ID:51257