イラン、ロシア海軍軍事パレードに参加

2021年07月13日付 Jam-e Jam 紙

 ロシア国防大臣は、ロシア海軍記念日パレードにイランを含む数か国の軍艦や小艦艇が参加することを発表した。

【ジャーメ・ジャム電子版】ロシア国防大臣セルゲイ・ショイグ氏は、本日(火曜)、記者らに対し「ロシア海軍記念日パレードは7月[原文は6月としているが明らかに誤植]25日(モルダード月3日)にサンクトペテルブルグで開催される予定だ」と述べた。

 同氏は54隻の軍艦がこのパレードに参加するとして「これらはロシアとその他数か国の軍艦からなる予定であり、本年のパレードはこれまでのロシア海軍記念日のそれに比べ最大のものとなるだろう」と語った。

 ショイグ大臣は「我が国の現代史史上(ソビエト連邦崩壊から30年間)5回目にあたる今年のパレードは、ロシア軍艦隊の創設325周年を記念して行われる」と述べた。 
 
 ショイグ大臣によると、パレードにはイラン、インド、パキスタンの小艦艇を含む54隻の軍艦と、計4000人の軍人が参加する。

 海軍記念日は旧ソビエト時代の1939年から開催されており、2006年(イスラーム暦1385年)からロシア大統領の命令によって、毎年7月最終日曜日がロシア海軍記念日とされている。

 前回のロシア海軍記念日パレードは2019年7月29日(イラン暦1398年モルダード月7日)サンクトペテルブルグやロシアの他の複数の港で、ウラジーミル・プーチン露大統領とイラン海軍司令官ら何名かの外国人来賓の出席のもと開催された。

 サンクトペテルブルグで行われたパレードでは、バルチック艦隊とロシア北方艦隊から約40隻の軍艦、小艦艇、原子力潜水艦、ディーゼル潜水艦が参加し、パレードが始まる前にプーチン大統領はスピーチを行った。

 スピーチの後、1712年ロシア皇帝ピョートル大帝の命令により建造された船に似せて造られた、ポルタヴァという名の軍艦がサンクトペテルブルグを2つに分かつネヴァ川に出航した。

 次に、セルプホフ[ロシア連邦モスクワ州南部の都市]、ミチュリンスク[ロシア連邦タンボフ州西部の都市]のミサイル艦、小艦艇アドミラル・カサントフとアドミラル・ガルミアシュ、軍艦アドミラル・ゴルシュコフ、対潜水艦船ソロモスク、特殊空母艦ミンスクが出航し、その他の軍艦とディーゼル潜水艦クロンシュタットを含むいくつかの潜水艦が続いた。

 パレードでは続けて約40機のスホーイ戦闘機と爆撃機、ツポレフ-142長距離爆撃機とロシア海軍のターボプロップ対潜哨戒機IL-38が上空を飛行した。

(出典:IRNA通信)


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翻訳者:SK
記事ID:51362