■アラビア書道…危機に瀕する伝統芸術
【アシュート:本紙】ハマーダ・サイード、ワーイル・サミール
アシュート県におけるアラビア書道の達人の一人で、村の青少年センターに属する公共組合のコンテストで首位を獲得したアブドゥッラフマーン・ファトヒー・ジャアファルさんは、彼とアラビア書道とのユニークな関係性についてこう語る。「ある日、アラビア書道で施された章句を読んで感銘を受け、その後書道芸術が好きになった。中学を卒業後アシュート県の工業高校の装飾・広告・造形学科に入学したが、同年に父がムーシャー(アシュート県にある村)総合センターのアラビア書道学校にも私を入学させると言い張った。これが本当の始まりだった」。-
彼は続ける。「私は労働者大学での経営学課程修了と同時に書道学校を卒業し、ムーシャー総合センターのアラビア書道学校のクラスで教職を始めた。その後多くのコンテストに参加し、県内の数々の賞を獲得することによって、私の熱意を高める機会が訪れた」。また彼はアラビア書道関連の機関を設立することで機運を高めることへの希望を明らかにした。
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