アフガニスタン問題に関して、同国の近隣諸国外相らが出席して行われるテヘラン会合の開催まであと1週間となったが、あるターリバーン当局者は、この会合への出席に関して我々はまだ何も決めていない、と述べた。
【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、ターリバーン暫定政権のハイルッラー・ハイルハワー情報文化大臣代行は、テヘランでのアフガニスタン近隣諸国外相会合への参加について、ターリバーンはまだ何も決めていないと述べた。
同氏はこう続けた。「我々は未だ、この会議への参加について決定していない。まだ時間はあり、我々はこの会議へ、ターリバーン政府より誰が参加するかということも決定していないのである。」
これ以前に、月曜日、イラン外務省報道官のサイード・ハティーブザーデ氏は、イランが10月27日にアフガニスタン近隣諸国外相会合を主催する予定であると述べている。
ハティーブザーデ氏はこれに関して次のように述べた。「来週の水曜日、アフガニスタン近隣諸国(アフガニスタンに隣接する6カ国+ロシア)の外相らをテヘランに招く予定である。この会合は1日行われる予定だ。テヘラン会合の課題は、第一ラウンドにおいてオンライン形式で実施された対話を継続することである。会合参加諸国は、アフガニスタンに包括的な政府を構築すること、及び同国に平和と安定を築くことを支援することに焦点を当てる予定である。」
昨日も、アフガニスタンをめぐり、イランを含む10カ国の代表が出席してモスクワ会合が開かれ、声明を発表して終了した。
昨日水曜日に開催されたモスクワ会合の参加者らは共同声明の中で、アフガニスタンの主権と独立への尊重を強調しながら、アフガニスタンにおける治安回復の促進とこの地域の安定に寄与したいとする意向を強く示した。
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翻訳者:SRUM
記事ID:51761