ヨルダンサッカー協会がサッカー女子イラン代表に対して侮辱的な仕打ち

2021年11月14日付 Iran 紙

 サッカー女子ヨルダン代表がイラン代表に敗北を喫した後、ヨルダンサッカー協会はイラン代表の選手の性別に関して調査するよう要請した。

 ルムオンライン[訳注:ヨルダンの通信社が運営するニュースサイト]によると、サッカー女子ヨルダン代表は2022AFC女子アジアカップの予選でイラン代表と対戦した。試合は90分と延長戦でも決着がつかず、PK戦までもつれこんだ。PK戦では、イランが4対2で勝利を収め、女子アジアカップ本戦の出場権を手にした。

 現在、ヨルダンサッカー協会がアジアサッカー連盟(AFC)に向けて、女子イラン代表選手のうち少なくとも1名の性別について調査するよう求める書簡を送ったと報じられている。

 ヨルダンサッカー協会の会長を務めるアリー・ビン・フセイン王子はこの件についてツイッターで、「アジアサッカー連盟はこの件について調査をしなければならない。ヨルダンサッカー協会は、AFCから独立した医師団がイランの当該選手と他のイラン代表選手に対して明確かつ透明性のある調査を行うことを望んでいる。とりわけサッカー女子イラン代表には、このような行いの前例があるからだ」と述べた。

 イラン暦1400年メフル月3日[訳注:西暦2021年9月25日]にウズベキスタンのタシュケントで行われた女子アジアカップの予選で、サッカー女子イラン代表はヨルダン代表を下し、本選のグループステージ出場を決めた。

 イーラーンドゥースト監督[訳注:サッカー女子イラン代表の監督]の教え子たちはこの大会の初戦[訳注:予選グループGの初戦]ですでにバングラデシュ代表と対戦しており、この試合でも勝利を収めている。 /ISNA




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翻訳者:OI
記事ID:51895