NAJA経済安全保障警察長官が発表 2430億リヤール相当の土地の不法使用を摘発 5人の容疑者を逮捕

2021年11月14日付 Jam-e Jam 紙

 NAJA[イラン・イスラーム共和国治安維持軍]経済安全保障警察長官は、先月中に国内で2430億リヤール以上に相当する276ヘクタールの土地不法使用を摘発したと発表した。

【ジャーメ・ジャム電子版】警察のウェブサイトによると、経済安全保障警察長官のモハマドレザー・モギーミー司令官は、この発表の詳細を説明して以下のように述べた。「経済犯罪に対する総力を上げた対策と取締り、特に土地の不法使用対策のため、情報収集と警察捜査の実施による経済犯罪取締り作戦計画が当警察において決定された。」

 同長官は以下のように加えた。「整地や耕作、建物の建設、植樹などの方法により身勝手な無法者らが国有地を占有していたが、そうした者らにより違法に占有されていた総面積276ヘクタールにのぼる土地が先月中に全国で特定され、摘発された。」

 経済安全保障警察長官は、司法当局との連携により当該土地は没収され立ち退きが命じられたと述べ、「専門家によれば、当該土地の評価額は2430億リヤール以上にのぼるとみられる」と指摘した。

 同治安維持軍幹部は以下のように指摘した。「この件に関して5人の容疑者が逮捕され、自供の後に供述調書が作成され、法的段階に移るため司法当局に送致された。」

 モギーミー司令官は最後に、国民の積極的な協力に謝意を表しながら、以下のように述べた。「経済安全保障警察は入念に準備を整え、身勝手な者らや無法者ら、土地の不法占有者らが犯罪行為を続けることを許さず、一切妥協することなくそうした者らを取り締まっていく。」


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翻訳者:SN
記事ID:51896