エジプト:音楽家組合「エジプトは幾名かによる侮辱を気にも留めていない」
2021年12月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプト音楽家組合、リヤド・シーズンにおける「ナツメヤシと牛乳を頂く」騒動のためウマル・カマール氏を調査に送る
【カイロ:本紙】
エジプト人音楽家組合は、歌手のウマル・カマール氏を調査に送ることを発表したと。これに先立ち、同氏は(サウジアラビアで開催された)リヤド・シーズンで自身の楽曲「ビント・ジーラーン」の歌詞を「酒と大麻をやる」から「ナツメヤシと牛乳を頂く」に差し替えた理由を正当化する発言を行っていた。
ウマル・カマール氏は自身が「サウジアラビア王国の高潔なる大地の上にいた」として、この差し替えを正当化していた。
エジプト音楽家組合が声明で以下のように述べた。「エジプトは神聖で保護された祖国である。諸宗教が生まれる以前から一神教を知っており、預言者たちはエジプトの大地で安寧を求めた。彼らにとってエジプトは至福の地であり安全の地であった……科学と技術の灯が世界を照らし、世界は光り輝いた。幾名かのエジプト人が意図的であろうとなかろうと、自身の発言の中で同国を侮辱しよう試みるまで、である。しかしエジプトは気にも留めていない」。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:雨宮有希
記事ID:52007