パレスチナの大義を支持する英国の女優エマ・ワトソンのインスタグラムの投稿は、ユーザーの広い支持を得たが、イスラエル当局の厳しい批判も浴びた。
【ハムシャフリー電子版】アルジャジーラによると、映画ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で有名なワトソンは月曜日、プラカードに「団結は動詞だ(SOLIDARITY IS a verb)」という文言が書かれた親パレスチナのデモ行進の写真を自身のインスタグラムのアカウントで共有した。
この写真は元々、昨年5月(オルディーベヘシュト月)、イスラエルのガザ地区に対する11日間の致命的な攻撃の後、パレスチナ支持者のインスタグラム・アカウントに投稿されたものである。
エマ・ワトソンの投稿には、火曜日までの間に100万件以上のいいねと10万件のコメントが寄せられた。多くのユーザーは、パレスチナを支持しているという理由でエマ・ワトソンに感謝の意を表し、#FreePlestineなどのハッシュタグをコメントに加えている。
これに対し、ベンヤミン・ネタニヤフ内閣での元科学大臣で、イスラエルの元国連大使であるダニー・ダノンは、ツイッターでワトソンを反ユダヤ主義者と非難し、「反ユダヤ主義者であるためにグリフィンドールから10点減点」と書いた。
東エルサレムの占領地シェイフ・ジャッラーフ地区からのパレスチナ人の強制退去について国際的な認識を高める上で重要な役割を果たしたパレスチナ人ジャーナリストで活動家のモハンマド・エル・クルド氏は、ワトソンの「シンプルな文章」が至るところでシオニストたちを動揺させていると反論を書き込んだ。
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●その日の写真|東エルサレムでの抗議
ワトソンは31歳で、2014年に国連女性[支援推進]親善大使に任命され、2015年にはタイム誌の最も影響力のある100人のうちの一人に選ばれた。