■サウジアラビアがコンピューターゲーム・eスポーツ分野の発展に向けた組織を立ち上げ
【リヤド:AFP通信】
サウジアラビアはムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の主導のもとコンピューターゲーム・eスポーツ分野を発展させるための組織を立ち上げた。これは石油依存型経済の多様化を目指している豊かな王国の、新たな分野における野心を示すものであった。
コンピューターゲーム・eスポーツは3500万の人口を抱えるサウジアラビアで非常に人気があり、ファンの大部分は25歳以下である。
ゲーム分野を専門とする「ニコ・パートナーズ」社が今月発行した中東・北アフリカ市場に関する報告書によると、サウジアラビアにおけるゲームの市場規模は2021年に10億ドルに達し、この数値は地域内の国々の中でもっとも高い。
サウジ・プレス・エージェンシー(SPA)は水曜日、同国の「公的投資基金」傘下のSAVVYグループが「国内および国際的なレベルでコンピューターゲーム・eスポーツ分野を発展させる先駆者になり、この分野の統合されたシステムを支援するために協力して取り組むことを目指している」ことを明らかにした。
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