■国立エジプト文明博物館が教育プログラム「ヒエログリフを描こう、書こう」を開催
【n.p. : ウマル・マフディー】
芸術ワークショップに関して博物館のアッザ・リズク教育部長は、「ワークショップは、参加者全員で共同作業をしながら進められた。その作業中、芸術家ヒバ・アブドゥル・カーディル氏が、古代エジプト文明における色彩とその効果、古代文明における芸術の起源、中世を代表する芸術学校、抽象芸術の特徴と有名画家、さらに身近なさまざまな素材を用いて抽象的な作品を創作する方法などを学生たちに簡単にレクチャーした」と述べた。
アッザ部長は「このプログラムは大きな反響を呼び、青年や子供とその親から継続的なプログラムの実施を望む声が上がった。教育部は、今後、多くの教育理論に基づいたさまざまな教育プログラムの開発・運営に努め、これら歴史と文化遺産に直結したプログラムによって、博物館の任務を達成し、エジプトの遺産と文明の価値を維持していく」と付け加えた。
一方、博物館のアフマド・ファールーク・グナイム館長は、建設的な考えに立って若者たちを教育し続ける必要性を強調した。
グナイム館長は、文化的で文明的な外観を維持し、館内の展示スペースを個性的に配列して、各種イベントにおける参加者同士の交流を図ることが重要だと提言した。そして、このようなプログラムの企画・運営によって、若者の芸術的、専門的、創造的パワーが投資され、この分野における彼らの能力が活用されると断言した。
(1)に戻る