“ロシアのウラディーミル・プーチン大統領は演説の中で、米国政府はイランとベネズエラに対する違法な制裁を科しているにもかかわらず、現在この両国との問題の解決に取り組んでいると語った”
【ハムシャフリー電子版】イラン学生通信(ISNA)によると、プーチン大統領は本日木曜日(3月10日)に演説を行い、「ロシア産原油の米国への輸出は我が国全体の輸出量の2%を超えるものではない」と述べた。
プーチン大統領は「ロシアは合意に基づいて欧州へのエネルギー供給を継続する」とし、さらに「非友好国に対して言いたい。我が国はエネルギー分野における自国の責任を遵守している」と指摘した。
ロシアに対する制裁については違法だと述べ、「西側諸国は自国民を騙している。西側は我々にエネルギー価格高騰の責任を押し付けようとしているのだ」と主張した。
また、米国政府はイランとベネズエラに違法な制裁を科しているにも関わらず、現在この問題の解決のために両国と尽力していると強調。
ロシアのエネルギー輸出に関しては(パイプラインが)ウクライナを経由するものであっても継続すると語った。
プーチン大統領は「西側は現在、我が国と経済戦争の状態にある。我が国もこれに対抗すべく措置を講じていく所存だ」と表明した。
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翻訳者:KMMK
記事ID:52908