エジプト:ワクフ大臣はキブラ変更記念日に際しイスラームの実践の目的を再確認するよう促す(2)

2022年03月17日付 Al-Ahram 紙
■ワクフ大臣:キブラ変更記念日はムスリムが祈りと神からの贈り物への自覚を怠らないよう促す

【中東通信社】

また、大臣は夜に発出した声明の中で「神の両手の間にたたずみ、毎日5回神と善く向き合うことの真理をってた者は、嘘つきにも、詐欺師にも、約束破りにも、裏切り者にもなり得ない。イスラームの実践の目的とは、それによって神の意志を実現し神の命令に応えることで、イスラームを実践する者の振る舞いや倫理観、価値観を律することである。我々の宗教は品行と道徳の宗教であり、我々の預言者(ムハンマド)は『私はまさに高貴な道徳を完成させるために遣わされたのだ』と述べている」と付け加えた。

さらに大臣は、「キブラとは人々が向かう目的地の方向を意味し、専門用語では礼拝時に向く方向のことである。当初は、岩のドームを向いて礼拝することが義務付けられており、預言者ムハンマドとその教友達は岩のドームの方へ向かって16、もしくは17か月の間礼拝を行っていた」と述べた。

(後略)

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翻訳者:中山早春
記事ID:53030