アルジェリア:失業手当の受給者が100万人を超える
2022年04月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア:4月は100万人以上が失業手当を受給
【アルジェ:アナトリア通信】
アルジェリアは4月の失業手当が支払われたことを発表した。これは失業手当の申し込みをした全150万人のうち、100万人以上の受給者のための2回目の手当である。労働雇用大臣のユースフ・シュルファ氏は一昨日、国民議会の議員の前で「書類が承認された受給者は103万9千人に達した」と述べた。
今年3月、アルジェリアの歴史上はじめて失業者に1万3千ディナール(約100ドル)の失業手当が支払われた。
また数日前、アルジェリアのアブドゥルマジード・テブン大統領は、来年初めに失業手当が引き上げられると述べた。なお、増額の予定額は明らかにしていない。
また労働雇用省によると、国内に住む、求職者として政府機関に登録されている19歳から40歳までのアルジェリア人失業者は助成金の恩恵を受けているという。ちなみに、助成金の支払いは受給者が仕事を見つけるとすぐに終了する。
2022年の一般予算法は約1420億ディナール(約10億ドル)を失業手当の費用を賄うために割り当てた。
国際通貨基金の声明によると、アルジェリアの失業率は2021年に13.4%に達し、若者の間では20パーセントに上昇している。一方で、人口4400万人以上の国において、今年中に失業率は11.1%にまで減少すると予想されている。
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翻訳者:平野日向子
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