マスード・アトヤービー監督の『エンフェラーディ（Solitary = 孤独）』と『サグバンド』が公開中の映画のうち、最も多い興行収入を記録した。

【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、社会派、イラン・イラク戦争を題材にしたもの、戦争もの、コメディーなどさまざまな種類の12作品が現在イラン国内で上映中で、そのうち一部の作品はノウルーズやラマダン明けの休日に公開されたものだということだ。

　先週、最も多くの興行収入を記録したのはマスード・アトヤービーが監督で、レザー・アッターラーンとアフマド・メフラーンファルが出演する『エンフェラーディ』だった。１週間で53億5500万トマーン［約1億6050万円／1トマーン=約0.03円］を売り上げ、公開期間中の合計は139億4400万トマーンに達した。

　メフラーン・アフマディー監督作品で、アミール・ジャアファリーとバフラーム・アフシャーリー、ナーザニーン・バヤーティーが出演する『サグバンド』の売り上げは先週、18億7500万トマーンで合計で312億9600万トマーンに達した。

　そのほか、『ゼロデイ』は４億700万トマーン、『故人』は２億3400万、ダーリユーシュ・メフルジューイー監督の最新作『A Minor』は３億1300万、レザー・ドルミーシャーン監督の『No choice』は１億5700万、『骨髄』は４億5600万、『敗者』は１億8600万、『メフディーの状況』は５億5500万、『オウンゴール』も9400万トマーンを、先週それぞれ売り上げた。