MHPバフチェリ党首「大学から試験をなくす」

2022年06月16日付 Milliyet 紙
民族主義者行動党(MHP)党首のデヴレット・バフチェリ氏は、週末に高等教育機関試験(YSK)を受験する学生たちの成功を祈り、「近い将来、大学試験が廃止されると信じている。この点における我々の約束と公約が実現することをこの機会に表明し、全ての人が確信するよう望む」と述べた。

MHP党首のバフチェリ氏は自身のツイッターのアカウントから声明を発表し、YSKを受験する学生たちの成功を祈った。バフチェリ氏は、「300万人を超える若者一人ひとりに、神があなたに明晰さを与えてくださいますように、と願っている。しかし、YKSがすべてを意味するわけではないことを忘れないでほしい。試験が過ぎ、さらにあらゆることが過ぎ、人生はどんどん未来へと流れていく。重要なことは現世にある時に良い行いをすることである。選択式のテスト問題に答えることも、もちろんあるところまでは必要だ。しかし、第一に、本当に必要な美徳と切実に求められることは、国民的・精神的な価値をまとい、団結し統合することだ。未来の夢を現実にする秘訣はここにある。」と述べた。

■「大学試験は廃止されると信じている」

MHP党首のバフチェリ氏は、トルコの若者を信じていると強調し、次のように述べた。

「近い将来、大学試験が廃止されると信じている。この点における我々の約束と公約が実現することをこの機会に表明し、全ての人が確信するよう望んでいる。私はトルコの若者を信じている。ストレスを感じず、落ち込むことなく、YKSを人生の死活問題にすることなく、忍耐と常識で成功に至り、彼らの努力が報われることを心から信じている。試験の最大の試練は人生そのものである。学部、大学院、博士課程の学生たちの中で、教育を中断することや教育をあきらめなければならなかった人々が、再び学校へ戻ること、つまり学生の恩赦を心から支持している。何が私たちに課されようと、実行することを約束します。私はトルコの若者を無条件に愛し、全員を愛情をもって抱き、一人ひとりのきらめく目にキスをします。」


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:伊永勇人
記事ID:53608