女子バレー・ネーションズリーグ、トルコの対戦相手はタイ
2022年07月04日付 Milliyet 紙
国際バレーボール連盟(FIVB)ネーションズリーグに参加して12試合中7勝、勝ち点23で7位となったトルコ女子代表は、アンカラで行われる2022年FIVBネーションズリーグ・ファイナルへの出場権を獲得した。一昨晩、最終セットを取られ2対3で敗れたアメリカ戦後の「ネットのスルタン達(=トルコ女子代表のこと)」の準々決勝の相手が決定した。詳細は次のとおり。
トルコ女子代表は、昨日、ネーションズリーグの第12戦で強力なライバルであるアメリカと対戦した。大きな対決の舞台となった試合で「ネットのスルタン達」は、最終セットで敗れた。この試合でスルタン達は、バレーボール・ネーションズリーグを終え、アンカラで行われる予定の準々決勝の対戦相手も明らかになった。全ての詳細は次のとおり。
■最終セットで敗れた
一昨晩の対戦で第1セットをアメリカが25対22で取った。第2セットは25対18で取ったネットのスルタン達は、セットポイント1対1とした。第3セットを27対25で取ったアメリカは再度一歩前に出た。セットポイント1対2。
25対23で第4セットを取ったトルコ女子代表は、セットポイントを2対2のタイとした。互いに競った最終セットを18対16で取ったアメリカが試合に3対2で勝利した。
■エブラル・カラクルトが27点
トルコ女子代表は、FIVBネーションズリーグでアメリカに対して2度リードされたが、最終セットまで持ち込んだ。アメリカに対してエブラル・カラクルトが27点3ブロック、ゼフラ・ギュネシュが19点5ブロック、サリハ・シャヒンは17点1ブロックで、エダ・エルデムが14点2ブロックであった。グイデッティ監督が直近2試合でより少ないプレー時間を与えていたエブラル・カラクルトのアメリカに対するパフォーマンスは目を見張るものがあった。
■7勝5敗
トルコ女子代表の12試合で7勝し、勝ち点23を獲得し7位に入った。1位のアメリカは勝ち点29だった。
■アンカラで準々決勝を戦う
16チームで競い合ったFIVBネーションズリーグの3週間の結果、勝ち点表の上位8位のチームまでが決勝ラウンドへの出場権を獲得した。2022年FIVBネーションズリーグ・ファイナルは、2022年7月13日から17日までアンカラで開催される。トルコはオランダ戦の勝利でファイナルのチケットを獲得した。
2018年からFIVBネーションズリーグという名前で開催された大会でトルコ女子代表は2018年に2位、2019年に4位、2021年に3位であった。
■準々決勝の相手はタイである
トルコ女子代表チームが参加するFIVBネーションズリーグの準々決勝の組み合わせが決定した。ネットのスルタン達は、準々決勝でタイと対戦する。
イタリアは中国、アメリカはセルビア、ブラジルの対戦相手は日本となった。準々決勝は7月13-14日にアンカラ体育館で行われる。
■最初の試合でイタリアを破った
ネットのスルタン達は、FIVBネーションズリーグのアンカラで行われた最初の試合を、とてもいい形で始めた。ハンデ・バラドゥンがスターになった試合でトルコ女子代表はイタリアに1セットも与えず3対0で勝利した。
■中国に敗れた
トルコ女子代表は、第1週の2試合目で中国と対戦した。中国の効果的なプレー苦しめられたネットのスルタン達は、1対3で敗れた。
■ブルガリアとベルギーに勝利
中国に敗れた後、ブルガリアと対戦したトルコ女子代表は、満員の観客の前で素晴らしいパフォーマンスを披露した。エブラル・カラクルトが強烈な印象を残した試合をトルコ女子代表は、1セットも与えず勝利した。アンカラで開催された第4試合でトルコ女子代表は、素晴らしい盛り返しを見せた。ネットのスルタン達は、0対1と先制されたが、ベルギーを3対1で破った。トルコを引っ張ったのは、イルキン・アイドゥンとゼフラ・ギュネシュであった。
■ブラジルでの2試合は敗北
トルコ女子代表は、FIVBネーションズリーグの第2週の最初の試合で主催国ブラジルと対戦して負けた。FIVBネーションズリーグ第2週の2試合目でトルコ女子代表は、セルビアが25対19、15対25、20対25、25対22、15対13ととり、セットポイント2対3で敗れた。
■その後は復調
トルコ女子代表は、FIVBネーションズリーグの第2週の3試合目でドイツを3対0、韓国を3対1で破り、ブラジル・ラウンドを終えた。
■カナダを破った
FIVBネーションズリーグの第3週、カルガリーでプレーしたネットのスルタン達は、第1セットを落としたが、第2セットで1対1とし、ホームのカナダを3対1で破った。
■オランダに1セットも取らせなかった
第2試合でオランダと対戦した。トルコ女子代表は、オランダを3対0で破り士気が上がった。この試合で最も得点を決めたのは、17得点でハンデ・バラドゥンであった。
■日本を破った
カナダのカルガリーで開催された試合でトルコ女子代表は、日本を3対1で破った。試合では、最初の2セットを25対20、25対15で取り優位に進めたネットのスルタン達は、第3セットを18対25で落とした。第4セットに入ると、激しいスコアの取り合いが注目を引く中、トルコ女子代表は、25対22と勝利した。
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翻訳者:新井慧
記事ID:53692