ワクフ総局は、スレイマニエ・モスクの第4ミナレットの第一バルコニーと、庭のいくつかの円柱が亀裂をもたらしているという主張に関する発表を行った。
ワクフ総長によると、オスマン朝建築の最も重要な例の一つは、ユネスコ世界遺産リストにおけるミーマル・スィナンの作品であるスレイマニエ・モスクの第四ミナレットの第一バルコニーと庭のいくつかの円柱において亀裂と破砕が見受けられるということに対しての発表がなされる必要性があるということが述べられた。1551-1557年にスレイマン一世の名で建築がされたジャーミーの最後の修復工事は、2009-2013年に二段階の形で実現がされて、その特性に適した形で完了した修復工事ののちにスレイマニエでは周期的に検査が行われて、可能性のある数々の問題に対して最も短い期間で、介入が行われたと以下のように伝えられた。
「この枠組みにおいてはスレイマニエ・ジャーミーでは、2009-2013年の間で最後の修復作業を完了したスレイマニエ・モスクは、その適用の期間の間はミナレットに足場を組んで、ミナレットの手すりで作業が行われて、特別な手すりが備え付けられた。よい状態でないものについては、特別な材料と技術によって新装された。2013年に保護組織へと送り込まれたプロジェクトに対しては、組織から「手当がなされずに、固有の状態が守られる決定」がもたらされたようだ。2022年4月2日にミナレットのバルコニーの手すりの一つが壊れたのちに、全ての手すりで検査が行われながら、損傷の確認そして材料の喪失に関しての記録作業が行われた。この調査でミナレットの修復プロセスの間、良い状態であった、手すりからそののちのプロセスにおいて形成がされた化石石灰岩で作られた摩耗そして縮小の後の接続部にあるいくつかの手すりの割裂そして剥離が確認された。すべてのミナレットにおいて似たような状況が立ち現れないように、ミナレットのバルコニーそして手すりにおいて破損の確認と手当のプロジェクトが用意されたようであるが、欠落中の化石石灰岩の手すりは製造と接続が計画されている。その他の手すりでは、必要なメンテナンスと補強作業が続けられている。いくつかのメディア組織で出たニュースにおいては、構造のミナレットにおける損傷状況と共に、庭の円柱の手すりの亀裂との分離そして円柱のムカルナスの中における亀裂に注意がひかれた。これらに関連する計測が行われたが、手当が必要であるという緊急の状況は確認できない。2013年の組織による決定によって保全と監視が続けられている。庭にある第8の番号つきの花崗岩の円柱にあるその前の修繕で行われたセメントの修繕は修復プロセスでよい状況であったために、うち壊されて特別な材料に害を与えないようにプロセスの間、観察されるというような放置がされる決定がされたようである。そのあとのプロセスにおいて、セメント入りの材料が特別な材料から分けられることと現在存在している修復は今日亀裂と剥離として見受けられているところだ。このプロセスにおいて、円柱に残された亀裂が再び検査されること、そしてまた構造的な状況が評価されながら再び修繕がなされることが計画されている。」
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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:53939