■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に
【本紙】
ドイツのアンゲラ・メルケル首相によって、数十万人のシリア人がドイツへ入国することを許可するとの決定がなされてから7年後、シリア人はドイツ国籍を持つ外国人移民のリストの首位を占めるようになった。
フランスの『ラ・クロワ』紙によると、帰化シリア人の数は記録的な上昇をみせ、トルコ人やポーランド人の数を超えるまでになった。同紙によると、今日では、シリア人こそがドイツ国籍を取得できるもっとも幸運な人々の筆頭に数えられることになるという。
ヌール・アシュラフさんは、夫と3人の子供とともにドイツ国籍を取得した。シリア出身の彼女は『ラ・クロワ』によるインタビューのなかで、「我々はドイツ国籍を取得することができて嬉しく、また誇りに思っています」と述べた。さらに「私たちはこの国に感謝しています。私たちの全ての願いは普通の暮らしを送ることです。私はこれのために必要なことをすべて行い、その結果努力は実を結びました」と続けた。
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