夏の旅行に向けたイランの涼しい五つの街(1)

2022年06月30日付 Hamshahri 紙

もしあなたが旅行に行こうと思うなら、この五つの都市は夏の暑さから逃げるのによい提案である。

【ハムシャフリー電子版】もし夏の暑さから逃げ旅行に行く機会を得るのなら、ほかの国を旅先として選択する前にイラン国内に行き、夏に涼しい気候を楽しみ、そして自分たちの国で飽きるほど巡りなさい。イランの特別な特色の一つはまさに四季のある気候である。現在、国の南部の気温は50度を超えるまでに達し、イランのある地域では夏に湿度が約24度になるだろう。

ホラーサーンのボジュヌールド

ボジュヌールドは北ホラーサーン州の中心地で、イランの東北部に位置する。ホラーサーン北部の方言では「ボジュヌルド」と発音される。この都市の面積は36平方キロメートルで、イランで44番目の都市として数えられ、ホラーサーン州の大都市の一つである。

この街の名前は、とある古い資料やいくつかの辞典においては「ビージャンゲルド」または「ビージャンユルド」と記されており、それは「ビージャン【訳注:ペルシア叙事詩『王書』に出てくる英雄の一人。勇者ロスタムの孫】によって作られた」、「ビージャンの手によって開発された」という意味である。

ボジュヌールド地区の大部分は、歴史書によればイスラーム太陰暦5世紀から8世紀の数百年の間に【訳注:西暦12世紀から15世紀頃】人々が住み繁栄するようになった。ボジュヌールド地区は、モンゴル帝国襲来やティムール朝【訳注:1370 - 1507】の勃興と共に、多くの被害を受けた。キリム織、絨毯、トルキャマン絨毯、トルキャマン背あてクッション、装飾品、トルキャマン民族衣装、ジャジーム平織物、フエルト帽、チューヘ織物、伝統的織物、モザイク細工、伝統的装飾品、伝統的装幀細工はボジュヌールドの手工業品である。


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翻訳者:MS
記事ID:54000