■ラピド首相は国連にてエルドアン大統領と会談
■ヘルツォーク大統領とバーレーン国王の会合はマナーマでの開催で調整
【ガザ:本紙】
イスラエルは、ヤイル・ラピド首相とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会合を次の火曜日(20日)に開くと発表した。また同時に、イツハク・ヘルツォーク大統領によるバーレーン訪問の調整が行われているとした。その訪問が行われれば、2020年に結ばれたアブラハム合意によって二国間関係が正常化して以降初めて、イスラエルの元首がマナーマを訪れることとなる。
ヘブライ語サイト『ワーラー』によると、ラピド首相とエルドアン大統領の会談は火曜日、ニューヨークにて国連総会の会合の直前に行われる。また、首相府によれば、イスラエルの首相とエルドアン大統領との会談は、2008年に彼とエフード・オルメルト首相との最後の会談が行われて以来初めてだという。
昨今の政治的緊張により、トルコは大使の召還や外交レベルの引き下げに踏み切っていたが、トルコとイスラエルの両国は以前のような外交関係の回復を発表したのだ。
アラブ諸国との関係正常化の合意を強化する枠組みの中で、ヘルツォーク大統領は「平和と繁栄と成功のために、国家間協力を強化する新たな方法を共に模索していく。そのためにハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王陛下に招かれるかたちで、今後数か月中にバーレーンを訪問する」と述べた。
(2)に進む