エジプト:上エジプトでのシャンポリオンの日記(1)

2022年09月16日付 Al-Ahram 紙
エジプト:上エジプトでのシャンポリオンの日記 エジプト学の父は「ナイルワニ」を食べたせいで死んだのか?

【n.p.:マフムード・ドゥスーキー】

フランスの有名なエジプト学者であるジャン=フランソワ・シャンポリオンは、西暦1822年9月14日に技師の1人から、象形文字解読に対する自身の懸念の払拭に影響することになる、複数の古代エジプトの神殿のレリーフの写しを手に入れた。そのため、この日は他の諸人類学の中にエジプト学が正式に誕生した日とされ、以来、議論の余地なく、彼はエジプト学の父と見なされている。

次に、考古学の専門家であるムハンマド・ラッファト・アッバース博士は、アフラーム紙に以下のように語った。エジプト学の父と呼ばれる、フランスの名高いエジプト学者ジャン=フランソワ・シャンポリオンは、1790年12月23日にフランスのフィジャックで生まれた。シャンポリオンは、有名なフランスのエジプト遠征で軍の将校の1人だった、いとこのシャンポリオン司令官と親しく付き合うようになって以来、古代エジプトとその文明に魅了されて育った。いとこは、1799年にロゼッタ近郊のサン・ジュリアン城塞の塹壕を掘る際にフランスの遠征隊の兵士により発見された、ロゼッタストーンの描かれた写しについてシャンポリオンに教えていた。


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翻訳者:中村観月
記事ID:54141