■計画相、政府と在カイロ米国商工会議所の協力継続を確認
【マフムード・アブドゥッラー】
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同様にサイード計画・経済開発相はイニシアチブ「尊厳ある生活」に言及し、わずか1年の間で、1,500の農村のためのプロジェクトの第一段階を実施するのに1,000億ポンドが費やされたと明らかにした。同イニシアチブはもっとも困窮する各農村コミュニティの生活の質の向上を目指すもので、持続可能な開発戦略「エジプト・ビジョン2030」の枠組みのなかで、様々な次元における貧困率のほか失業率の改善に取り組むという。
サイード大臣は、イニシアチブ「尊厳ある生活」が4,500以上のエジプトの農村を持続可能な農村コミュニティに変えることを目標としていると指摘し、同イニシアチブは国連のプラットフォームにおいてもっとも優れた持続可能な開発な目標のための国際的実践のひとつに挙げられていると述べた。「尊厳ある生活」が、3年間で500億ドル以上を投入し5,800万人以上のエジプト国民を対象とする、世界最大の開発イニシアチブであるだけでなく、貧困率の改善にポジティブな影響をもたらしてきたためである。
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