エジプト:考古学博士がツタンカーメンに関する本をアラビア語に翻訳
2022年11月05日付 Al-Ahram 紙
最大人気を得た本「ツタンカーメンと世界を変えた墓」の新しいアラビア語訳
【n.p.:本紙】
考古学者のシャリーフ・シャアバーン博士は現在、有名なアメリカ人作家ボブ・ブライアーによる世界的に最も有名な本「ツタンカーメンと世界を変えた墓」の翻訳に取り組んでいる。この本はツタンカーメン王と彼の墓に関する多くの秘密や不思議な謎を明らかにしている。
2022年10月に米国で出版されたこの本は、大きな反響を呼び、同国での売り上げ1位を獲得した。カヤーン・パブリシング・ハウスは同書のアラビア語への翻訳・出版権を取得することに成功している。 シャリーフ・シャアバーン博士はアハラーム紙に、「アラブの考古学文献への素晴らしい追加とするために、この価値ある本をアラビア語に翻訳し、その重要な情報をアラブの読者に伝える作業に励んでいる」と語った。
この本は、ツタンカーメン王の人生の最も重要な節目、墓の発見者であるハワード・カーター、そして彼の墓の発見の物語を、最も重要なやっかいな話題やツタンカーメン王の死に関連する奇妙な理論を論じつつ扱っている。また王の最も重要な宝物を紹介している。
ボブ・ブライヤー博士は、米国で最も重要なエジプト学者の 1 人であり、専門は古代の遺伝病である。
また、シャリーフ・シャアバーン博士は、アハラーム紙によるツタンカーメン王に関するシリーズのエピソードに毎回出ていた、カイロ大学考古学部の講師であり、観光考古学省の文化発展と考古学的認識部門の責任者である。 彼は古代エジプトの遺物の分野で多くの本、研究論文、文学小説を執筆している。
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翻訳者:シェーク・サダフ・アザル
記事ID:54392