アルジェリア:エネルギー輸出収入が77%増加
2022年11月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア:エネルギー輸出収入は9月までに77%増加した
【アルジェ:アナトリア通信】
アルジェリアのムハンマド・アルカーブエネルギー・鉱業大臣は、日曜日(6日)、同国のエネルギー輸出(石油、ガス、およびその関連製品)は2022年1月から9月の間に77%増加し、426億ドルを記録したと発表した。
これは、アルカーブ大臣が、国民議会(下院)の財政委員会で説明を行った際に明らかにされた。
アルカーブ大臣は、アルジェリアの石油・ガス輸出による収入は、今年末までに500億ドルに達すると予想している。
さらに、今年、石油・ガスの価格が2倍、時にはそれ以上に上昇したことで輸出収入が増加し、9月末には年間ベースで426億ドルに達したと説明した。
そして、2021年の同時期に241億ドルだった輸出収入が77%増加したことを示した。
なお、公式データによると、昨年の同国の燃料の輸出総額は350億ドルであったという。
アルジェリアは、外貨収入の約90%を燃料(石油・ガス)収入に依存しているという大きな経済的問題を抱えている。
当局は、今年末までに非石油輸出が70億ドルに達し、1962年にフランスから独立して以降、同国の歴史上、最高額になると推測している。
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翻訳者:國松吟音
記事ID:54407