エジプト:エネルギー危機と気候変動への適応計画にはつながりが不可欠
2022年11月15日付 Al-Ahram 紙
環境大臣のヤスミン・フアード博士
■COP27に関して—フアード:エネルギー危機と気候変動への適応計画の間にはつながりがなくてはならない
【シャルム・エル・シェイク:ディナー・マラーギー】
エジプトの環境大臣ヤスミン・フアード博士は以下のように述べた。エネルギー危機の状況下において、変化する外的要素に適応する計画の実行を保証しなくてはならない。エジプトでは国家エネルギー戦略と持続可能な開発のための特定の国家貢献計画と国家戦略との間に包括的なつながりを強く求めており、エネルギー・ミックスの設定と二酸化炭素の排出削減を可能にするこのモデルは国際的に推進できる。
また大臣は、計画の実行において、エネルギー部門、気候、そして持続可能な開発の間のつながりを考慮すべきこと、そしてこれを相次ぐ変化に向き合うために必要な柔軟性とみなすべきだということを強調した。
そして大臣は、エジプトは2050年の気候変動への国家戦略の準備をした際に確固たる目標を定めたが、目標に向けての計画のパッケージは変化に応じていつでも変わり得ると付け加えた。
この演説は、気候変動に関する枠組みを設定する第27回国際連合条約締結国会議の中で行われた。この会議はエジプトがシャルム・エル・シェイクで主宰している。
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翻訳者:土屋伶斗
記事ID:54457