寛容の終焉(3)

2022年10月27日付 Iran 紙

(続き)
 第四に、暴力集団は複合的な政治潮流の結果であり、数日前にベルリンで開かれた集会がそのことを明白に示す証拠であった。その集会では、あらゆる反革命派や反対派、分離主義者、同性愛者らが反イランの立場で、いわば体制転覆を図ろうと舞台に上がったが、失敗と絶望と迷戦略の大々的なショーとなることが運命づけられたものだった。諸々の証拠は、反革命派によるベルリンでのこの大きな失敗が、タクフィール主義者らによる、犯罪と流血を通じたテロ行為へと局面を転換する契機となったことを示している。無論、敵対者らと野蛮なテロリストであるその追随者らは、いずれ敗北宣告を受けることになるだろう。なぜなら、彼らは我々の見識ある国民による強烈な平手打ちを免れることはないからだ。彼らは、イスラーム共和国が賢明で時宜を弁えた国民以外の何ものでもないということを未だに理解していないのである。

 第五に、次のように最後に言わねばならない。暴力集団がテロ組織による国家の治安壊乱の原因となっている現状において、同集団は最も厳しい反応と対処を覚悟しなければならない。もはやいかなる寛容もなされることはないだろう。イラン国民は暴徒たちの欲望の犠牲となった同胞たちの死に心を痛めている。イスラーム共和国は、国家と国民の安全を守るために、暴動と騒乱、破壊とテロ、治安悪化の連鎖を決然とした態度で断ち切るだろう。

−了−


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翻訳者:AT
記事ID:54501