■イスラエル大統領のバーレーン訪問に対する国民の拒絶と公式レセプション
【ナザレ:本紙】
「イスラエル政体との国交正常化に抗議する全バーレーンイニシアチブ」は、ヘルツォグ大統領のマナーマ訪問について以下のように述べた。「アラブ・イスラエル紛争の『壁』の新たな亀裂であり、我々バーレーン国民、すなわち敵との正常化を拒否し、この敵をパレスチナの地の強奪者であり、パレスチナ人民の殺人者とみなす者にとっての侮辱である。」また同イニシアチブは以下のように強調した。「バーレーン国民は、74年以上にわたりせん滅戦争にさらされてきたパレスチナ人民の味方だ。敵と結んだいわゆるアブラハム合意に署名して以来、その犯罪行為は倍に増加した。」
このイニシアチブはバーレーン社会や市民社会組織、政治団体のビジョンの大部分を代表する。彼らは公的機関とバーレーン政府に対し、「アラブ・イスラーム共同体の敵との関係正常化継続停止と、我々の国家と国民に害を及ぼし、パレスチナ人民を絶えず苦しめるような正常化合意の撤回」を訴えた。
バーレーン通信社が報じたところによると、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王はサルマーン・ビン・ハマド皇太子兼首相の同席のもとヘルツォグ大統領を迎え、「経済および貿易のさまざまな分野における協力を強化する方法」などに焦点を当てた会談を行った。
バーレーン国王は「パレスチナ人民の正当な権利を保証する、公正で包括的かつ持続可能な和平の実現を断固として支持する」同国の立場を強調した。
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