■エジプトは国営ファンドを通じて軍保有企業の株式の一部売却を準備中
【本紙】
数日前には、英『ファイナンシャル・タイムズ』紙のアンドリュー・イングランド記者が、「エジプトはIMFからの救済パッケージの中で、経済における軍の役割を緩和することを約束した」とするレポートを発表した。これによると、「アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は締め付ける金融危機のなかで、国家の役割に関連した改革を承認した」のだという。
エジプトは外貨危機、エジプト・ポンドの下落、インフレ率の上昇に立ち向かうなかで、IMFによる30億米ドルの融資の条件に基づいて、経済における軍の役割を緩和することとなる。
火曜日、発表されたIMFの声明は次の通りである。「エジプト政府が合意した重要な構造改革には、スィースィー大統領が同意した国有政策の一環として『公共部門・民間部門間のレベル調整』が含まれている」。
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