トゥルハン・テケッリオールの新ドキュメンタリー
2023年01月23日付 Cumhuriyet 紙
トルコが100年目を迎える時、トルコが子供たちの価値に向き合うドキュメンタリー
トゥルハン・テケッリオールさんは、「伝説」というドキュメンタリーの後、再びアクサ生命の支援により、今回は対象を子供たちに向けている。
このドキュメンタリーでアナトリアの全く異なる土地土地で生まれ、全く異なる家族構造の中で育った6歳から13歳の子供たちの声を聞くことになるだろう。この声は、私たちに普段気づいていなかった、日常生活で見逃していた、あるいは慣れっこになっていた真実をありのままの形で子供たちの世界を通じて明らかにしている。
彼らは地球上で命名された最新世代、アルファ世代の子たちである。オンライン生活の中に彼らは生まれた。テクノロジーが以前のどの世代もこれほど近くはなかった。インターネットの世界が提供する可能性に囲まれた生活がある。画面の前で過ごす時間、スマートフォン、タブレットは生活になくてはならない物である。アルファ世代は、世界の大きな問題とともに育っている。戦争、伝染病、環境汚染、気候変動。
アンタキヤからゾングルダク、マルディンからイスタンブルまで20人の子供が初めてカメラに向かって座った。世界の未来、お金、恋、政治、経済、テクノロジー、気候危機、教育、学校、先生、トルコと自分の苦悩に関して初めて話した。考え、批判、解決策の提案を、自分のありのままの世界を通じて説明する。
6歳から13歳の子供たちは、農村で、あるいは、大都市で育っていたとしても、一方で世界の問題を内面化するほど繊細でもろいが、他方で世界を救うのに素晴らしい力を持った各々の夢がある。
私たちが見たかった変化は、子供たちに耳を傾けることで始まるだろう。彼等に耳を傾ける準備はできたか。子供たちはいつも正しいことを言っているから。
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翻訳者:新井慧
記事ID:54877