■家賃滞納がTwitter社を裁判沙汰にさらす
【サンフランシスコ:諸通信社】
Twitter社がサンフランシスコの本社と英国オフィスの家賃未払いで、それぞれの家主から訴訟を起こされた。
今回の訴訟はSNSプラットフォームのオーナーで、現在極端なコスト削減に取り組んでいる富豪イーロン・マスク氏にとって新たな法的問題である。カリフォルニア州の裁判所に提出された訴状によると、Twitter社はサンフランシスコの本社の賃料を滞納しているとして提訴されている。
一方、ロンドン中心部にある同社オフィスの家主は「賃料未納を理由にTwitter社を相手取って訴訟の手続きを行う」と述べた。
マスク氏は、昨年440億ドルを投じてTwitter社を買収したことに伴う年間約10億ドルの利払いを工面するため、大幅なコスト削減を断行している。
Twitter社はすでに今月、サンフランシスコにある別のオフィスの家賃を払わなかったとして提訴されている。
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