シリア:日本の三宅浩史臨時代理大使は「シリアの紛争と地震で被害を受けた子供たちへの支援に引き続き尽力する」と述べる
2023年12月20日付 al-Watan 紙
■UNICEF:「日本はシリアの子供たちのために700万ドル貢献した」
【各通信社】
UNICEF(国際連合児童基金)は、日本政府が最近、トルコ・シリア大地震(2月6日)の被災地の子どもたちとその家族に、浄水、衛生設備、衛生用品、教育サービスを提供するために約700万米ドルを拠出したことを明らかにした。
複数の反体制派のサイトが伝えたところによると、駐シリア日本大使館の三宅浩史臨時代理大使は、「日本はシリアの紛争と地震で被害を受けた子供たちへの支援に引き続き尽力する」と述べた。
三宅臨時代理大使はまた、「こうした貢献を通じて、我々は緊急事態だけではなく、長期的なニーズに対処し、シリアのより多くの子供たちが、教育、水、衛生といった生活の基本的なニーズにアクセスできるようにすることを目指しています」と付言した。
UNICEFのサイトによると、日本とのパートナーシップは、地震によって被害を受けた上下水道施設の修復を支えるとともに、学校や仮設教育施設の修復、学校に通っていない児童や中途退学の恐れがある児童への非正規教育の提供、教師や教育関連の就業者の能力向上などを通じて、児童が安全な学習環境にこれまで以上にアクセスできるための取り組みも行われるという。
日本は、シリアの子供たちや弱い立場にある家族を支援するために2020年から2023年の間に約4,990万米ドルを拠出した。
日本の林芳正外務大臣(当時)は今年2月、と発表した。
2月6日に発生した大地震の被害に苦しむ人々を助けることを目的として、シリアに毛布、マットレス、カバー、テントなどの緊急救援物資をシリアに送ったと同月に発表していた。
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翻訳者:国際メディア情報センター
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