■情報センター:電力部門におけるエジプトのパフォーマンスが世界平均と地域平均の双方を上回る
【カリーム・ハサン】
エジプトは生産力・生産規模において、中東・北アフリカ地域でイランとサウジアラビアに次ぐ3番目に大きな電力市場の拠点であり、同地域の市場のなかでもっとも高い成長率を有すると予測されている。この点に関して、エジプトの電力部門のパフォーマンスは世界平均と地域平均の双方を上回っており、これは今後5年間にわたりこの部門への多大な投資機会があることを示している。
同国の電力部門は送電・配電網の発達に向けて国が行った取り組みに照らして、生産力・生産規模における力強い成長を見せることが期待されている。また水素発電を除く再生可能エネルギー源も、最大のシェアを占める太陽光エネルギー部門の寄与により、当局の予想期間(2022年から2032年)内にもっとも力強い成長を見せるだろう。
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