ヨルダン:イーマーン王女の結婚披露宴に向けた「ヘナの晩」が公開
2023年03月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダン王女の「ヘナの晩」……ラーニヤー王妃「初めて花嫁の母になりました」
【ロンドン:本紙】
ヨルダンのラーニヤー・アブドゥッラー王妃は昨日、インスタグラムの自身のサイト上で、娘イーマーン王女の数日後(3月12日)の結婚披露宴に向けた「ヘナの晩」を撮影した動画を投稿した。王女はギリシャ人のジャミール・アレクサンダー・テルミオティス氏と結婚する。
動画は「正にこれは非日常の状況であり、喜び、憧れ、一抹の不安といったごちゃまぜの感情があります」というラーニヤー王妃への言葉と共に、ヘナが描かれている場面から始まった。その後王妃は出席者たちに話した。「私は新婦の母になるのは初めてです。イーマーンはあっという間に成長してしまいました。彼女の生涯が幸福で、彼女の心が全ての人に対して開かれますように。神よ、彼女に祝福を」。
このヘナ・パーティーはヨルダンの結婚披露宴の伝統を復活させ、「アーウィーハー」と叫びぶ有名な歓声や高齢女性らによる舌を震わせて出す歓声(ザガーリード)とともに「神かけて、このコーヒーを注げ」「ようこそ、貴女のお父様のお客様」といった複数の伝統的な歌が歌われた。
複数のSNSサイトがそれらの写真に反応し、パレスチナ系ヨルダン人のリーマー・ダフブール氏がデザインした新婦の白いドレスに注目した。
新聞は、特にラーニヤー王妃が娘に贈ったベルトに関心を寄せた。王妃は前日にそれを特別な写真にしていた。それは元々王妃のウェディングドレスのベルトであり、1993年にイギリス人のブルース・オールドフィールド氏がデザインし、金と真珠で刺繍がなされている。
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翻訳者:雨宮有希
記事ID:55191