中国、イランとペルシア湾岸諸国の首脳会議開催を計画

2023年03月12日付 Hamshahri 紙

 ある米国紙は、中国がイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議の開催を計画していると報じた。

【ハムシャフリー電子版】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは本日日曜日に、中国はイランとペルシア湾岸諸国の首脳会議を開催しようと計画していると報道した。

 これに関する同紙の報道は以下の通りである:(先週)金曜日、中国は7年ぶりのイランとサウジアラビアの関係回復のために仲介した。北京の発表によると、これまで報道されていなかったイランと湾岸協力理事会の6カ国の間の拡大会合は、今月下旬に予定されている。

 さらに、上記の報道によると、習近平(中国国家主席)の外交戦略は、米国が何十年にもわたって最も影響力のある外的アクターであった中東(西アジア)という戦略的地域において、新しいパワー・ブローカーとしての中心的役割を北京が自ら引き受けようとしていることを示している、という。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは次のように付け加えた:中国がエネルギーの流通と貿易にばかり焦点をあてないことで[中東]地域政治において同国の影響力を強めていることは、北京・ワシントン間での勢力争いの新たな章が進行していることを示唆している。先週北京において非公開で調印されたサウジアラビアとイランの合意により、両国間の最もセンシティブな問題が取り上げられることになる。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:LJ
記事ID:55286