イラン赤新月社社長が発表 昨年に比べノウルーズ期の事故が増加
2023年03月20日付 Jam-e Jam 紙
1401年エスファンド月29日[西暦2023年3月20日]月曜正午までの交通事故での負傷者救助件数は、昨年の同時期と比較して23パーセント増加している。
(ジャーメ・ジャム電子版)イラン赤新月社広報サイトによると、同社の社長がイラン国営テレビのニュースチャンネルのインタビューで以下の通り述べた。「赤新月社のノウルーズ期全国救難救助計画が始まってから、本日エスファンド月29日火曜正午までに、マーザンダラーン州、イスファハーン州、ファールス州の連絡幹線道路では最多の交通事故が記録されている。」
ピールホセイン・コウリーヴァンド社長は加えて、「エスファンド月末の同計画実施期間中、救難救助活動件数は昨年の同時期と比較して23パーセント増加している」と話した。
同氏は続けて、「エスファンド月24日[西暦2023年3月15日]朝から本日までに、1万237人が幹線道路、山地、通行困難地域で赤新月社による救難救助サービスを利用している」と述べた。
同氏は次のとおり説明した。「既述の期間中、257人が緊急の一時宿泊所を利用し、302人の負傷者が赤新月社の救急車で治療センターに搬送された。」
コウリーヴァンド氏は以下のように述べた。「1402年ノウルーズの赤新月社救難救助計画には、1万9000人の救助隊員が参加し、今年のノウルーズにおける赤新月社の救難救助能力は、昨年に比べ46パーセント強化されている。」
赤新月社社長はまた、テヘランのターレガーニー通りとガラニー通りの交差点に所在する赤新月社中央薬局が、ノウルーズ休暇中は24時間体制で営業することを発表した。
なお、赤新月社は救難救助機構の救助隊員に加え、市民の支援にあたるため、都市や観光地の入り口に子ども向けブースを設置するとともに、子ども、青少年からなる青年組織のメンバーを派遣した。派遣された青少年の数はおよそ5万人である。
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翻訳者:AT
記事ID:55295