マスウード・レザーイー著『ハーシェミー師の覚書に関する考察;1360−1378年のハーシェミー・ラフサンジャーニー師の業績・回想録集成への批判的視点』が出版された。
本書では、1360[西暦1981/82]年から1378[西暦1999/2000]年までのハーシェミー師の覚書がレザーイー氏との野心的な対話の中で批判的に論じられている。
レザーイー氏は、本書の序文で次のように指摘している。「この長い対話の中で、我々は、短く明確な覚書や、短く曖昧な覚書、正しく導きとなる覚書、誤りがあり混乱した覚書、自身のエピソードを語る覚書、他人のエピソードを語る覚書、報道に関する覚書、分析的な覚書、ラーハトルホルグーム[砂糖と澱粉をベースにナッツなどを加えて作られる伝統的な菓子。英語ではターキッシュ・ディライトと呼ばれる]に関する覚書、難解な覚書、重要な点を含む覚書、重要なことが書かれていない覚書、また、ページ下部に配置された様々な脚注やその他の問題についても議論した。我々は、明確な結論に至った時もあれば、結論に至らず、結論を読者に委ねた時もあった。主題について明確に語った時もあれば、曖昧にほのめかした時もあった…。」
992ページからなる書籍『ハーシェミー師の覚書に関する考察』はシャヒード・カーゼミー出版から刊行されており、関心のある方は入手可能となっている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:SK
記事ID:55341