■中央銀行が1米ドルの為替レートを6,532シリア・ポンドに引き上げ、価格上昇の新たなラウンドが生じるか

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリア中央銀行は今日日曜日、銀行広報の発表のなかで、1米ドルあたりの為替レートを4,500シリア・ポンドから6,532シリア・ポンドに引き上げると発表した。

同銀行によるこの決定は、為替発表によって1米ドルの為替レートが7,250シリア・ポンドまで引き上げられてから約 2 か月後になされたものである。このレートはほぼ毎日変化しているが、日々わずかに異なる数値を示している。

同銀行によるあらたな決定は、元経済大臣のラミヤー・アースィー氏がフェイスブック上で「中央銀行は為替レートの統一に向けた大胆かつ重要な一歩を踏み出した」とする投稿によって露わにしたように、価格上昇の新たなラウンドに関する懸念を引き起こした。

同氏はさらに次のように付言した。「この決定のネガティブな影響は関税手続きにおける米ドルにおよぶものであり、これによって価格の上昇が起こる可能性がある。米ドル・レートの統一は、為替レートをコントロールし、国家歳入の減少に歯止めをかけるために不可欠かつ重要な一歩である」。