■猫がタラウィーフの礼拝中にクルアーンを朗唱するアルジェリア人イマームの肩に飛び乗る
【アルジェリア:本紙】
イマームのワリード・ミフサース氏がアルジェリア東部のモスクでタラウィーフの礼拝の最終ラクアを行っている最中、忍び寄った一匹の猫が同氏の肩の上に登った。その後同氏は猫をなで、そのまま朗誦を続けた。この光景はSNS上で、イマームの優しさと善き対応を褒めたたえた何百万もの人々による称賛を浴びることとなった。
アルジェリア東部ブルジュ・ブーアリーリージュ県の12ヘクタール区域内にあるアブー・バクル・サディークモスクのイマームであるワリード・ミフサース氏の公開したビデオには、猫がどのようにモスクに突然入ってきてイマームに飛び乗ったかが映っている。イマームは動揺することなく、猫が自身の肩の上に落ち着くまで手で撫で、それから猫はしばらく大人しくイマームの朗誦を聞き、その後立ち去った。
正確な朗誦と優しい声で知られるイマームはフェイスブック上の自身の公式ページで動画を公開し、次のように題名を添えた。「神に称賛あれ…動物でさえ神のお言葉に従順なのです…猫が、タラウィーフの礼拝に際してクルアーンを朗唱していたイマームの上に登ったのをご覧下さい」。またイマームは好奇心旺盛な人々の質問に「この動画はアルジェリアの複数のモスクでタラウィーフの礼拝を締めくくるために行われる、偶数と奇数の礼拝の最終ラクアにおいて撮影されたものである」と答えた。
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