ペルシャヒョウが野犬を狩る息を呑む瞬間

2023年04月19日付 Hamshahri 紙

 フィールーズクーフ県環境保護局長ダーリユーシュ・ファッロヒー氏は、1匹のペルシャヒョウ[イランヒョウ]が一匹の野犬を狩る瞬間を目撃し撮影したことを発表した。

【ハムシャフリー電子版】同氏は「昨晩、フィールーズクーフ・カーヴェ村野生動物保護区の隣の村の住民が同保護地域を通行中に、自家用車の中からペルシャヒョウが野犬を狩る興味深い瞬間を撮影することに成功した」と話した。

 同氏は加えて、「同住民はこの場面を撮影した後すぐにこの件について県の環境保護局に報告し、前述の動画をフィールーズクーフ県環境保護局職員に送った」と話した。



 同局長は続けてこう説明した。「この貴重な種は山羊や羊を狩るのだが、時々猪や野犬の狩りも行うことがある。」

 ファッロヒー氏はフィールーズクーフの住民が地域の野生動物、特にこのヒョウの固有種の保護への協力に謝意を表し、文化の創造、及び環境の保護・保全の連鎖を完成させるための市民の支援が重要で効果的であるとの認識を示した。

 同局長はまた、今回のヒョウの映像は完全にフィールーズクーフの住民の自家用車内から撮影されたことを改めて強調し、ネコ型亜目などの野生種を見かけた際には、正面から顔を突き合わせることは避け、野生生物との遭遇時の安全を確保して、当該の件を早急に第一環境保護署もしくは環境局に知らせるよう同県の住民に求めた。


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翻訳者:NK
記事ID:55533