■5日間に渡る大雨で21人のイエメン人が死亡
【サナア:本紙】
地元メディアによると、イエメンが現在経験している大雨は21名の命を奪い、その大多数が5月初め以降、バイダー県、ジャウフ県、イッブ県、シャブワ県、サナア市、サナア県及びマフウィート県でそれぞれ別々に起きた事故で溺れた子供だったという。
バイダー県(中部)のラドマーン郡ファーキア地区の住民らが木曜日(4日)、ダムで羊を洗っている最中に溺死した3人の少女の遺体を引き上げた。
また、同様に2人の少女がジャウフ県(北東部)のバルト郡にあるダムで溺死し、一方で当該地域において、2人の羊飼いの少女が助け出された。
そして、木曜日、女児が死亡し、一方でその家族は助け出された。これは洪水によりイッブ県(中部)のウダイン郡に位置するウンナ渓谷において彼らの乗っていたマイクロバスが激流に押し流された後のことである。
なお、イッブ県では既に水曜日に、マハーディル郡における大雨による激流に流された女性2人の死亡している。
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