シリア:アラブ・チャリティー・バザーでシリアブースが好評を博す
2023年05月28日付 その他 - シリア国営通信 紙
■東京で開催されたアラブ・チャリティー・バザーでシリアブースが好評を博す
【シリア国営通信:ルアー・ハリーファ】
在東京シリア・アラブ共和国大使館が昨日、駐日アラブ大使夫人の会とアラブ16か国の在日大使館が主催したアラブ・チャリティー・バザーに参加した。
シリアブースには、チャリティーバザーへの日本人来場者のほか、アラブやその他の国々の在日コミュニティに属する多くの人々が集まった。この際彼らは、シリアがバザーに参加していることに加え、自身らがシリア産のさまざまな製品や食品を知ることができたことへの喜びを表明した。
バザーでは、多くの日本人や外国人が、住民たちの善良性や寛大性、国家のもつ歴史的、文化的財産に関して彼らの精神に大きな印象を残したシリアへの訪問を思い起こし、シリア再訪への希望を表明した。
ムハンマド・ナジーブ・エルジー在日本シリア・アラブ共和国臨時代理大使は本紙への声明のなかで、「日本の人々や日本に暮らす外国人にシリアの文明や文化を知ってもらう機会を提供する」ものとして、今回のバザーへの参加がもつ重要性を強調した。
また「ブロカール、アガバーニー、ローレル石鹸、モザイクなど、展示されているシリアの製品や手工芸品の価値」を強調し、これらが「シリアの無形文化遺産の重要な部分」であるとの見解を述べた。
エルジー臨時代理大使は、日本の高円宮妃久子殿下、林裕子外務大臣夫人、山中竹春横浜市長がシリアブースを訪問したことを明かした。彼らは、職人技による数々のシリア製品やシリア特有の多くの食品への賞賛を表明した。
一方エルジー臨時代理大使の夫人であるアマンダ・サイード氏は、駐日アラブ大使夫人の会が、今回のバザーにおける収益を参加各国の慈善団体に寄付することを決定したと明らかにした。またこの収益のうちシリアに割り当てられた金額は、今年2月に発生した地震(トルコ・シリア地震)の犠牲者をケアしている複数の団体に送られることになるという。
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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:55698