地上65メートルの高さで、大地と空の間に浮かぶ美しい景観。ナフジョルバラーゲ公園の天空の吊り橋は、テヘランの魅力的なスポットの一つである。

【ハムシャフリー電子版：レザー・ニークナーム記者】ナフジョルバラーゲ公園の天空の吊り橋は、その上からミーラードタワーもアーザーディータワーも一望することができる場所である。この美しい橋を見に行くときにはカメラを忘れないようにしなければならない。この橋は、長さ285メートル、幅2メートル15センチで、ナフジョルバラーゲ公園とパルディーサーン公園を結んでいる。ナフジョルバラーゲの谷川とテヘラン市内最大の公園の一つにかかるこの橋のロケーションは、極めて好適と評価されている。同時にこの橋は、ナフジョルバラーゲ公園の東側とパルディーサーン公園の西側のひっそりと静まり返った夜の暗さを軽減する。この橋の建築に用いられた資材はすべてイラン製であり、一度に200人の歩行者が橋のデッキの上を歩いたり立ち止まったりすることができる。

　美しい天空の橋の舗装された橋面の上を歩けば、徐々にテヘラン市の重要なハイウェイと幹線道路の様相がはっきりと見えてくる。実際、吊り橋の北側にはテヘランのヘンマトハイウェイが、南側にはハキームハイウェイが走っているのだ。この橋の上を歩くときには、掲げられているイランの国旗とテヘラン市役所の旗がみえ、それがその眺望をさらに美しいものにしている。