ロシアでの最近の事件に対するイランの最初の反応/ワグネル反乱に関するキャンアーニー報道官の見解
2023年06月24日付 Hamshahri 紙
ナーセル・キャンアーニー外務省報道官は、ロシアにおける最近の事件を同国の国内問題であると見なした上で、「イラン・イスラーム共和国はロシア連邦における法の支配を支持する」と述べた。
昨夜[イラン暦1402年ティール月2日、西暦2023年6月23日]、各報道機関はモスクワの地元ラジオを引用し、大統領府の命令により、ロシア軍はモスクワに戒厳令を布告したと報じた。
タス通信[ロシア国営通信社]は、土曜日朝、準軍事組織であるワグネルのエフゲニー・プリゴジン代表の物議を醸す発言を受け、ロシアの首都モスクワで治安対策が強化されたと報じた。
ロシアのウクライナ特別軍事作戦担当副司令官を務めているセルゲイ・スロヴィキン大将は、ワグネルに対して軍に対する反乱を取りやめ、基地に戻るよう求めた。
同氏は、「敵は、我々の内政が悪化するのを待っている」と述べた。
このような状況下で、ロシア連邦保安庁(FSB)は、「我々はワグネルの兵士らに対して、取り返しのつかない過ちを犯さず、ロシア国民に対して強制的な措置をとることをやめ、プリゴジン氏の背信的で罪深い命令に従わず、彼の逮捕のために行動することを求める」と警告した。
ロシア国家対策テロ委員会は金曜[イラン暦1402年ティール月2日、西暦6月23日]夜、準軍事組織ワグネルの代表プリゴジン氏が武装反乱を呼びかけたことを受け、ロシア連邦保安庁が同氏に対する調書を作成した」と発表した。
この委員会は、声明の中で、「プリゴジン氏側からは全く根拠のない声明が出されており、我々は違法な行為が直ちに停止されることを望んでいる」と発表した。
ロシア検事総長室もまたプリゴジン氏に対する調書の作成を確認し、以下のように述べた。「彼の行動に対し、適切な法的対応が行われる予定である。」
プリゴジン氏は、有罪判決が出れば12年から20年の禁固刑が言い渡されることになる。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:KY
記事ID:55907