イスラエル:ヨルダン治安部隊によりユダヤ人観光客が拘束され、イスラエル・ヨルダン間で緊張が高まる
■150人のユダヤ人観光客を国境通行所で拘束し、彼らの一部の「もみあげ」を切ったことによるイスラエル・ヨルダン間の緊張
【イスラエル:同紙】
ヨルダン・イスラエル国境通行所のひとつで、ヨルダン兵士がイスラエルのユダヤ系観光客グループの「もみあげ(長髪)*¹」を切断した事件が、ヨルダンとイスラエル間の緊張に繋がっている。
あるヘブライ語メディアによると、ここ数日でイスラエル・ヨルダン間に緊張が生じたのは、ヨルダン治安部隊が国境通行所のひとつで多くのユダヤ人のもみあげを切断したためであった。
「イスラエル・ハヨム(今日のイスラエル)」新聞によると、ヨルダン治安部隊のメンバーがエイラト北部の「イツハク・ラビン」国境通行所で、多くのユダヤ人のもみあげを彼らがヨルダンに入国する前に切断した。この事件はイスラエル占領政府の怒りを引き起こした。
ヨルダン治安部隊はその行いを、容易に身元が特定できてしまう顕著な特徴があるのを案じて、「イスラエル人を守るため」と正当化した。
もみあげ*¹ 長く伸ばしたもみあげが、超正統派ユダヤ教徒の特徴として知られている。
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