一方、同新聞によると、イスラエル外務省はヨルダン治安部隊の行いを、故意にユダヤ人の特徴を隠すことで「ユダヤ人の感情を逆撫でする行為」だとみなした。
イスラエルのエリ・コーヘン外務大臣は在イスラエルヨルダン大使館に抗議文書を送り、ヨルダン当局による行いによって彼が受けた「衝撃」を訴え、繰り返されることがないよう呼びかけた。
同大臣は、「150人の敬虔なユダヤ教徒を含んだその集団は、ヨルダン当局の要請に基づき彼らの一部のもみあげを切るまで、ヨルダンとの国境通行所で48時間拘留された」と述べた。
また同大臣は、ユダヤの宗教的な本の持ち込みや、ユダヤ教の礼拝道具、そして(ユダヤ教において食べることが許可されている)「カーシェール」の持ち込みをヨルダンが禁止していることに対して抗議した。
同大臣は、「ユダヤ人がこのような差別的な処置を取られるのは初めてではない。」と述べた。
同大臣は、在ヨルダンイスラエル大使館はヨルダンを訪れることを望む数千のイスラエル人への解決策を見つけることを目的として議論を進めるが、「ユダヤ人に宗教的な本を持ち込むことや、礼拝道具や料理の持ち込みを禁止している」ヨルダンの法律が彼らを妨げていると強調した。
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