■米国がアルジェリアのBRICSへの加盟に関してコメントする
【アルジェ:本紙】
アルジェリアはBRICSへの加盟を強く望んでおり、ロシアと中国から加盟への支援を受けている。アルジェリア大統領のアブドゥルマジード・テブーン氏は最近、同国がBRICS加盟への意向を強調するため、15億ドルをBRICS銀行(新開発銀行、NDB)に拠出する提案を行ったと述べた。
なお、2022年11月、アルジェリア外務省は、アブドゥルマジード・テブーン氏が先行してBRICS加盟の意向を発表した後に、同国が正式に加盟申請を行うと明らかにしている。
2009年-2010年に正式に設立されたBRICSは、世界の人口の40%以上を占めている。また世界のGDPの20%以上を占め、世界の交易の約18%を手中に収めている。
経済系通信社ブルームバーグが最近発表したレポートによると、BRICS拡大の意向はインドやブラジルの反対に直面しているという。インドはこの拡大が中国の地政学的目的に資することを危惧しており、どのように、そしていつ他国がBRICSに接近できるかについての厳格な取り決めを設けることを望んでいる。一方ブラジルは、多くの国々が加盟を望んだ場合の西側諸国との危機の誘発を危惧している。
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