ボドルムでバレー・フェスティバルはじまる
2023年08月06日付 Cumhuriyet 紙
第20回国際ボドルム・バレエ・フェスティバルが、アンカラ国立オペラ・バレエ団によって上演された「ハレム」というバレエで始まった。
文化観光省国立オペラ・バレエ総局によって、ボドルム城の北堀で準備されていたフェスティバルの開幕が行われた。
メリフ・チメンジレルが監督し、美術と衣装をアレクサンダー・ヴァシリエフが、照明デザインをタフシン・チェティンが担当した二幕からなる「ハレム」というバレエは、クドゥム(小太鼓)、ネイ(葦笛)、バイオリン、カーヌーン(撥弦楽器)、ピアノの伴奏とともに、デデ・エフェンディとハジュ・アーリフ・ベイのクラシック曲で上演された。
国立オペラ・バレエ総局長にして芸術総監督であるムラト・カラハン氏は、上演の前に新聞記者らに向けて行った会見の中で、今年はフェスティバルの20年目を祝うものであり、このことが自分たちにとってとても価値があると話した。
今年は20周年のため、フェスティバルに5つの異なる分野の作品を披露したと説明したカラハン氏は、次のように続けた。
「今晩、トルコバレエの「ハレム」によって始まる。披露されるのは、毎晩満席で上演したとても価値ある作品です。8月8日には『ノートルダムのせむし男』、8月11日にはナヴドハラ・インドダンスシアターの『ボリウッドへの道』という名の劇がある。8月13日にはスペイン・フラメンコダンス協会が披露する予定の『アロン・ヴィヴァンコスの女』、8月16、17日には『ドン・キホーテ』によって我々のフェスティバルは幕を閉じる予定だ。」
カラハン氏は、観客へさらに感謝を述べ、次のように話した。
「観客の好意は熱烈である。ほぼチケットは売り切れてようとしている。今晩もとても混んでいる。とても光栄だ。第6回国際エフェス・オペラ・バレエ・フェスティバルも最近終えた。そこでも夜に平均3500人の観客の前で上演した。今までの最も高い売り上げと観客数の記録を破った。ボドルムの後には9月に第30回国際アスペンドス・オペラ・バレエ・フェスティバルが始まる。そのための準備も進めている。国立オペラ・バレエ総局は12か月間休みなく上演に向けていつでも動いているのだ。」
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翻訳者:梅田茉奈
記事ID:56103